業界紙
2004年1月8日発行
業界新聞「米穀新聞社」
米穀新聞社 No.2359号(2004年1月8日発行)
掲載記事タイトル
【食を通じて"健康"提供】驚き! 雑穀の品揃え40種類 テレビで紹介
VOICE — 代表の言葉
💬 大熊 七五郎 代表(3代目)
「当店は食を通じた健康をモットーとして、健康に良いこだわった商品を提供しています。ですから、商品はお客様からの預かりものと心得て大切に扱い、また商売は常に買う側の立場になって考え、丁寧な商品説明を通して納得して買っていただけることを心がけています」
— 有限会社 穀万(こくまん) 大熊 七五郎 代表(埼玉県志木市中宗岡5-17-6)
BACKGROUND — 店舗について
東武東上線志木駅から車で10分、地域密着の老舗
立地は東武東上線志木駅から車で10分ほどの住宅地。創業は明治12年、周囲がまだ田畑だったころから穀物商として地元密着の商売を行ってきた老舗で、七五郎さんは3代目。
志木市は東京のベッドタウンとして開発が進み、人口が大きく増加した町で、昔ながらの住民と新たな住民とが混在する地域。以前は同店の周辺に米専門店が数店あったが、現在ではその多くが廃業し、農協・スーパー等が競合店となっている。
そのような立地の中で、同社は住宅地に店を構え、米穀・雑穀・穀物粉・自然食品を扱う店として認知度が高く、売上も伸びている。
DATA — 販売比率と客層
家庭用が9割・配達中心のきめ細かいサービス
来店客数とともに客単価もアップしており、食品にこだわる顧客を増やしている成果といえる。徐々にだが店売りが増えている。
STORE — 和風・田舎風のこだわり店づくり
水車・わら・茅葺きで演出する日本の穀物文化
- 和風・田舎風のイメージで店頭には水車をおく
- 店内はわら・蓑(ミノ)・茅葺き(カヤブキ)等で装飾
- 3年前から店頭精米を実施
- 米は全て玄米紙袋のまま陳列し、袋詰め精米は無洗米のみ
- 玄米袋には農家の写真を掲げている
LINEUP — お米23種・雑穀40種の圧倒的な品揃え
「日本人の食は米と雑穀を主食に栄えた」
同店の特長はお米と雑穀類の品揃えの豊富さ。そのコンセプトは代表の「日本人の食は米と雑穀を主食に栄えた」という強いこだわりからで、実に米は23種類、雑穀は40種類もある。
まず、米についてはその多くが生産者と交流し、見極めながら仕入れるもので、健康重視のこだわり米がほとんど。また品質管理は万全の注意を払い、低温保管を徹底している。
中でも福島慶徳コシヒカリは売上げの半分を占める売れ筋となっている。
雑穀類は、古代米(赤米・黒米・緑米)から粟・黍・稗・アマランサス・丸麦・はと麦・そばの実・豆類など、その全てが高品質のもの。この品揃えはもともと雑穀商だったことから、代表が長い年月をかけて仕入れ先を開拓し可能となったもので、昨今の健康志向による雑穀ブームを受け、売上げも伸びている。
加えてそば粉・上新粉・打ち粉などの穀物粉も自家製粉し人気が高い。
ORIGINAL — 研究開発されたオリジナル商品
独自商品の開発と産地とのつながり
TV — テレビ出演でインターネット経由の注文が殺到
「どっちの料理ショー」出演後、全国から注文が殺到
このような姿勢がマスコミ等で穀物にこだわる専門店として紹介され、日本テレビ系統の人気番組「どっちの料理ショー」に出演。その後インターネットを通じて商品注文が殺到し、今でもコンスタントに注文がきている。
SERVICE — 徹底した顧客管理と販促活動
会員カード・手作りチラシで顧客との絆を深める
- 会員カードを発行してのポイント制などの徹底した顧客管理
- チラシを毎月5~10種類(各1,000部)も配布する手作りメッセージによる頻繁な情報提供サービス
- ポイント還元では納入している寿司店・和食料理店でも使用できるよう工夫
このように「価格に左右されず、身体に良い物を売る」という商品・お客様重視の姿勢はインターネットなど新たな販売チャネルを通じて、全国から新規客を増やしていくことだろう。
出典:米穀新聞社 提供 第2359号(2004年1月8日発行)
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