- 雑穀の定義(日本雑穀協会より)
日本雑穀協会では、農学的学問分野からみた雑穀の定義を尊重しつつ、雑穀と呼ぶ作物の対象範囲を拡げ、「主食以外に利用されている穀物の総称」を雑穀と定義し共通認識と考えます。
- 雑穀・穀類・穀物とは(広辞苑より抜粋)
雑穀:@米・麦以外の穀類。A豆・蕎麦(そば)・胡麻などの特称。ざこく。
穀類:イネ科植物のうち、種子を食用とするものの総称。穀物。
穀物:人類の主食とする作物。すなわち、稲・大麦・小麦・燕麦(えんばく)・粟(あわ)・稗(ひえ)・黍(きび)・玉蜀黍(とうもろこし)・豆など。穀類。
- 雑穀の保存方法について
※高温多湿を避けて密封性のある容器(ペットボトルやタッパー等)に入れ冷蔵庫で保管してください。
※保存状態が良ければ1〜2年位は保ちますが、味が少しずつ落ちてきますので早めにお召し上がりください。
- 輸入雑穀の安全性について
海外から雑穀(食品全般)を輸入する際は、厚生労働省「輸入食品・検疫検査センター」というところで、微生物、理化学的検査(数十品目の検査…食中毒、残留農薬、カビ毒等)を受け、食品衛生法上問題ないと判断されたものが流通されております。
穀類の王様は「稲」ですが、この稲に「麦・あわ・ひえ・豆」などを加えたものを五穀といいます。
ご先祖様の時代から五穀豊穣(ごこくほうじょう)は日本人の願いでした。玄米や雑穀は、白米のご飯よりもかためです。少し食べにくいかもしれませんが、よくかめば、だ液の分泌がよくなり、香り高い穀物の滋液が口いっぱいに広がってきます。また、栄養価も非常に高いものがあります。
雑穀の定義、漢方での評価