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新潟「魚沼コシヒカリ」(農薬5割減・化学肥料5割減)

新潟魚沼コシヒカリ


魚沼コシヒカリ

「日本一のおこめ」と言われる秘密
魚沼のお米が美味しいのは「夏」に秘密があります。魚沼は盆地気候で、最高気温が県内一高くなる反面、夜は一気に気温が下がり肌寒く感じます。更に秋に近づくにつれ、魚野川を中心とする河川に朝霧が発生し、稲を紫外線から守ってくれるので若々しく健全でいられます。そして豪雪地帯、魚沼では山からのミネラルたっぷりの雪解け水が稲に栄養をもたらします。


魚沼は全国有数の豪雪地帯。積雪が3メートルを超すこともめずらしくありません。地域を囲む雄大な山々に降り積もった大量の雪は、ミネラルを豊富に含んだ雪解け水となって水田を潤します。夏の高温時には、冷たく清冽な水が土壌の温度上昇を抑え、稲の根に活力を与えながら健やかな成長を促します。豪雪がもたらす「豊かで良質な水」が、魚沼のおいしいお米づくりを支えているのです。

土壌
信濃川や魚野川などの河岸段丘や扇状地に広がる魚沼の水田は、他の地域の水田に比べ、水稲に必要な窒素供給力が小さい、やや痩せた土壌です。しかしこの土壌が、稲が大きく倒伏しやすいコシヒカリにとって、生育過剰を抑制してくれるちょうど良い土壌となっているのです。コシヒカリに合った土壌が良質なコシヒカリ育む基となっています。

地形・気候
魚沼米のおいしさをつくり出すもう一つの”恵み”は、山間地特有の気候条件です。魚沼は1000メートルを超す山々に囲まれた山間地。昼夜の温度差が大きい山間部ならではの気候が、米の旨味となるデンプンの夜間消耗を抑えて食味の良いおいしいお米を育てます。また登熟期間(出穂から刈取りまでの期間)の平均気温がコシヒカリの最適登熟気温と言われる24度に近い地域であるため、食味に関係するデンプンのアミロース含有率が低くなりお米の粘りが増します。こうした地形的気候的な好条件も、魚沼産コシヒカリの「おいしさ」のヒミツです。

お米の雑学








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