COLUMN 08 — お米の豆知識
お米の単位(合・升・斗・俵・石)
「一合」「一升」「一俵」など、お米の単位にはどんな意味があるのでしょうか?1,300年以上前に定められた日本の伝統的なお米の単位と換算方法をご紹介します。
お米の単位の歴史
「合・升・斗・俵」という単位は、1,300年以上前に定められた伝統的な単位です。全国各地の土地(穀倉)がその地の広さや産力を基準にしていました。かつての「俵」は容積で量る単位で、現在のようなkg(キログラム)やトン(t)を使う以前は、お米の量を容積で表していたのです。
📅 お米の単位の起源
そのルーツは長い歴史にあります。古くは2,000年前の「升」の起源にすでに体系的に整理されていたことが記されています。日本の歴史に登場する最も古い記録は、1,300年余り前(701年)に制定された大宝律令。「升・升正確・升・升大 升 升一升・升ニ升一俵」と記されており、10合が1升、10升が1斗、10斗を1俵とする単位が定められていたことがわかります。
これは当時の度量衡の統一により、「升」に定められたものとされています。1669年(延宝9年)に全国統一が行われ、1升=4合9勺(1升 3.0センチ、容積 0.3センチ)、一升2升7勺、升64.827立方cm(1.804リットル)と定められました。以来、300年以上の間、1升一表の表示升はまったく変わらずに現在に至っています。また俵については、古くは大人5人(75kg)を1俵とするという記録が残っています。全国的に統一されたのは明治以降の話で、4人(60kg)を1俵に。現在は重量に換算して1俵=60kgに統一されています。
一合桝と一升桝
「俵」(コク)より小さい単位には「合」(ゴウ)・「升」(シュウ)・「斗」(ト)などがあり、一勺・一合升・一升升などには、今まで多くの深い文化が宿っています。
ではそもそも容積の単位はどのように定められたのでしょうか?そのルーツは長い歴史にあります。古くは2,000年前の「升」の起源にはすでに体系的に整理されていたことが記されています。
現在使われる計量カップ(180cc)は、ちょうど「一合」に相当します。
時代とともに定められた容積の単位とともに変化し、10合が1升という区切りが生まれていきました。当時の精穀(米プ)はお米で量られ、升(マス)が大きければそれだけ多くの年貢が課せられました。升の大きさは支配の道具として、1升の基となる升の大きさがその時々によって変わっていたようです。
升(マス)が全国的に統一されたのは延宝末初期のことで、1669年(延宝9年)に統一されました。1升桝の表示升はまったく変わらず現在に至っています。
お米の単位換算表
| 1合 | 1升 | 1斗 | 1俵 | 1石 |
|---|---|---|---|---|
|
合
約 150g
0.1804リットル
(約180cc) |
升
約 1.5kg
1.8039リットル
|
斗
約 15kg
18.039リットル
|
俵
60kg
—
|
石
約 150kg
180.39リットル
|
📌 単位の関係(覚え方)
- 10合 = 1升(一升瓶はお米約1.5kg分)
- 10升 = 1斗(一斗缶はお米約15kg分)
- 4斗 = 1俵(60kg)
- 10斗 = 1石(約150kg・江戸時代の一人一年分の食べ物)
- 計量カップ(180cc)= 一合に相当
1俵=60kg / 1石=約150kg
1,300年以上続く日本の伝統的なお米の単位です。