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| ■ 古代米について |

↑ 赤米の穂がでるところ |

↑ 緑米の開花と受粉 |
- 古代米とは…
イネの原種である野生稲の特徴を受け継いでいる米のことです。
野生種に近い古代米は病害虫に強く、人為的な世話を必要としません。生命力の強い古代米とって、農薬や肥料は不要なのです。
- 古代米の特徴は…
主に赤米・黒米・緑米などがある。
生命力が強く、水も乏しいような痩せた土地でも丈夫に育ち、農薬や肥料は不要である。
背丈の長い稲が多く、1.5m以上を超えるものもある。
品種改良された現代米と比べ、収穫量は半分以下と少ない。
- 赤米
玄米の色が赤褐色で果皮、種皮の部分に赤色系色素(タンニン系)を含んだコメです。
3〜5分づき(少し精米)にすると薄紅色になり、糠(ぬか)を全て取り除くと白米になります。
米粒の形にはジャポニカ種(短粒)とインディカ種(長粒)があり、日本ではジャポニカ種の粳(うるち)が多く見られます。
野生稲の大部分が赤米であることから赤米はコメのルーツであり、赤飯の起源と考えられています。
栄養成分は現代の白米と比べ、タンパク質や各種のビタミン、ミネラルが多く含まれています。
邪馬台国や大和朝廷への献上米も赤米が主だったと云われています。
- 黒米
玄米の色が黒色で果皮・種皮の部分に紫黒色系色素(アントシアン系)を含んだコメです。
3〜5分づきにすると米が紫色になるため、紫米とか紫黒米ともいわれます。
糠を全て取り除くと白米に近い色になります。
米粒の形は、ジャポニカ種(短粒)とインディカ種(長粒)がありほとんどが糯(もち)です。
黒米は、おはぎの起源で古くから祝いの米として珍重されてきたという説もあります。
栄養成分は現代の白米と比べ、たんぱく質・ビタミンB1・B2・ナイアシン・ビタミンE・鉄・カルシウム・マグネシウムなどが豊富に含まれています。
不老長寿の米として、中国歴代の皇帝に献上されたことから献珍米として喜ばれました。
- 緑米
緑米は、赤米、黒米と同様に縄文時代に中国から伝わったとされている古代米です。また、全国でも生産例が少なく貴重種で幻の米と言われています。
緑米はもち米ですが、普通のもち米より粘りが強く甘味があります。また、亜鉛やマグネシウム、繊維質を豊富に含み血液浄化や精神安定などにも効果があると言われており、白米に加えて炊米すれば、白米に無い栄養素を補うことができます。
- 香り米
香り米をお米に少量を加えて炊飯すると、ポップコーンのような香ばしい、食欲をそそる香りがします。また、少量加えて炊飯することでお米にもツヤがでます。炊いたときの香りの好きずきには個人差がありますが、慣れると好ましい香りになります。栽培には登熟時の気温が低いほど香りが強くなるため、山間地での栽培に適しています。
- 炊き方
「赤米・黒米・緑米」・・・お米1〜2合に対して大さじ1杯(約 15g)を入れ、お米と一緒に洗って炊いてください。
「香り米」・・・お米カップ3に対して中さじ1杯(約 5g)程度を入れ、一緒に洗って炊いてください。
水加減、浸水は普段通りで自然塩をひとつまみ加えて炊いたりお好みで混ぜる量を加減して召し上がってください。
香り米をお米に少量加えて炊飯すると、ポップコーンのような香ばしい、食欲をそそる香りがします。また、少量加えて炊飯することでお米にもツヤがでます。
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↑ 紫大黒と黄大黒 |

↑ 紫大黒の穂先 |

↑ 黄大黒の穂先 |
- 観賞用としての古代米
草丈が非常に低く、籾も変わっていて、小粒でまんまるです。稲穂が上を向いているのが特徴的です。
観賞用として、生け花や、園芸、盆栽としてたいへん人気があります。
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